海外FX業者 VS 国内FX業者
結論から申し上げると、運用資金に余裕があるのであれば「国内FX業者」。運用資金に余裕が無いのであれば「海外FX業者」ではないでしょうか。
海外FX業者の魅力は何といってもレバレッジの高さです。国内FX業者のレバレッジは最大25倍に対し、海外FX業者のレバレッジは400倍~1,000倍程度とかなりの差があります。25倍の国内FX業者と400倍の海外FX業者を比較すれば16倍の差が生じます。
例えば、10万円程度の資金でFXを始める場合、10pipsに対する利益として海外FX業者では1万円程度の利益を得られるエントリーが可能(実際には資金管理の面で問題はありますが)ですが、国内FX業者の場合は1/16である625円程度利益を得るエントリーしかできません。国内FX業者で同等の勝負を挑むとしたら16倍の160万円の資金が必要ということです。
このように、低資本で多くの利益を求めるなら海外FX業者を選択することになります。
海外FX業者と国内FX業者の根本的な違い
海外FX業者と国内FX業者で根本的に違うことがひとつあります。それは…
【海外FX業者】… お客様が取引をすればするほど儲かる → お客様に勝って欲しい → お客様を応援する(但し良心的な海外FX業者に限る)
【国内FX業者】… お客様が負ければ負けるほど儲かる → お客様に負けて欲しい → お客様を応援していない(応援している素振りはしています)
一体何故このようなことが起こるのでしょうか。それは注文方法の違いによるものからなのです。
海外FX業者は「NDD方式」(ノンディーリングデスク)というディーラーを介さない取引形態を採用しており、お客様からの注文を実際に市場に流しています。従って海外FX業者の利益はお客様が出した注文のスプレッドや手数料となります。
それに対し国内FX業者の多くは「DD方式」(ディーリングデスク)やOTC取引(相対取引)という市場へは実際に注文を流さずに自社で処理をする(いわゆる競馬などで言う「呑み行為」)が許されています。全ての取引をではありませんが、FX業者にとって不利益となりそうな取引はプロのディーラーによって注文を自社で呑んでいます。従って国内FX業者はお客様が損をすればするほど儲かる仕組みになっています。国内FX業者はスリッページや約定拒否・ストップ狩りなど様々なことをして、取引が不利になるような仕掛けをしてくる業者も存在します。
海外FX業者のメリットとデメリット
海外FX業者 | 国内FX業者 | |
---|---|---|
レバレッジ | 圧倒的に高い(400~1,000倍) | 圧倒的に低い(25倍) |
スプレッド | 若干広い | 狭い |
取引方式 | 「NDD方式」(ノンディーリングデスク方式) | 「DD方式」(ディーリングデスク方式)OTC取引(相対取引) |
追証とゼロカット | ゼロカットシステムにより追証は発生しません。 | 発生した追証は必ず業者へ支払わなくてはなりません。 |
税金 | 15%~55%の累進課税 | 一律20.315%の申告分離課税 |
巷の海外FX比較サイトやランキングサイトでは触れていない真実
それではここで「巷の海外FX比較サイトやランキングサイトでは触れていない真実」に触れていきたいと思います。
ランキングサイトでよく高評価に取り上げられるのは【XMTrading(エックス エム)】などがあります。スプレッドの幅はたいして狭くないのに何故このような業者が高評価だったりするのでしょうか?
確かにここ数年連続日本人に人気№1の業者にはなっているのですが、それにも理由があります。それは単純に、日本の海外FXランキングサイトや比較サイトで高評価されているからです。では何故、ランキングサイトや比較サイトで高評価されているのでしょうか?
それはその業者を紹介すると儲かるからです。紹介すると儲かる?何故儲かるのでしょうか?
FXにはアフェリエイトが存在しています。紹介サイトからFX業者へリンクを踏んだ人が、口座を作ったり取引をすることで紹介サイトはFX業者から報酬が得られる仕組みになっています。紹介サイトの多くは、その報酬の率が高い業者を売り込もうと高評価を与える訳です。
海外FX業者のほとんどの収益は、お客様が取引をした際のスプレッドであることは先に述べましたが、アフェリエイトの報酬はこのスプレッドから支払われています。スプレッドの幅が多いFX業者の方が単純にアフェリエイト報酬が多いケースがほとんどです。
スプレッドの幅が広いのに高評価を与えているのにはそのような理由が存在するからなのです。
また、スプレッドの幅が広い業者は顧客獲得の為にボーナスやキャンペーン、イベントを多く打つのも特徴です。それもそもそもスプレッドの幅が広い(収益が大きい)からこそできるものです。
年や月に数回の取引しかしないスイングトレードの方にとってはスプレッドの幅なんてあまり気にしないという方もいらっしゃるとは思いますが、デイトレーダーやスキャルパーにとってはスプレッドの狭さはFX業者を選択する上で最重要視するところではないでしょうか。
海外FX業者の中で『本当に』おすすめな業者は【AXIORY】
それではスプレッドが狭い業者を探してみましょう。
以下が主たる海外FX業者のスプレッド比較表になります。当然、経営的信用度に問題がある業者は除外しております。
各業者の多くの場合、STP口座(スタンダード口座)とECN口座(スプレッドが狭めの口座)の2種類が存在します。
STP口座とはスプレッドのみがコストとなる初心者向けの口座。
ECN口座とはスプレッド+往復手数料がトータルコストとなる中・上級者向けの口座となります。
ECN口座の方がトータルコストで比較するとSTP口座よりコストが低くなります。
以下の表は各業者のECN口座(スプレッドが狭めの口座)の比較表で、平均スプレッドに往復手数料を加えたスプレッドを表示しております。
FX業者名 | USD/JPY | EUR/JPY | GBP/JPY | EUR/USD | GBP/USD | 口座名 | 最低入金額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
AXIORY(アキシオリー) |
1.0pips | 1.0pips | 1.4pips | 0.8pips | 1.0pips | ナノスプレッド口座 | 5,000円 |
XMTrading (エックス エム) |
1.1pips | 1.6pips | 1.9pips | 1.1pips | 1.3pips | XM Trading Zero口座 | 10,000円 |
HotForex |
0.8pips | 1.4pips | 2.2pips | 0.7pips | 1.2pips | ゼロスプレッド口座 | 20,000円 |
TitanFX |
1.0pips | 1.4pips | 2.1pips | 0.9pips | 1.3pips | ブレードECN口座 | 20,000円 |
FBS |
0.9pips | 1.1pips | 1.7pips | 0.6pips | 1.1pips | ゼロスプレッド口座 | 50,000円 |
上記の比較表から、AXIORY(アキシオリー)は多くの通貨ペアで最狭のスプレッドとなっています。特にスキャルパー好みのポンド系は最狭となっています。
海外FX業者の中で『本当に』おすすめな業者は【AXIORY】です。
AXIORYは、圧倒的な低スプレッドと高い約定能力、整った日本語環境などを備えており、正統派の日本人トレーダーから根強い人気を集めている海外FX業者なのです。
AXIORYの取引ツールは「MT4」「cTrader」の2種類。スキャルピングに威力を発揮する「cTrader」はストレスを感じさせないデザインとなっていて、取引ツールの操作性にこだわるなら、「cTrader」はおすすめです。
口座は複数持てますのでまずは使い慣れた「MT4」口座、次に「cTrader」を増設することも可能です。
ボーナスはほとんどありませんが、金融ライセンスをベリーズ国際金融サービス委員会で取得、日本人トレーダーへのきめ細やかなサービス・サポートは、他社の追随を許さないほど充実しています。
取引コストが業界でもトップクラスの安さで、通貨ペアが61種類、最大レバレッジが400倍、最小取引単位が1,000通貨からと非常にハイスペック。
経営基盤がしっかりしており、資産保証額に上限もないことから、日本人が不安を抱く資産の安全性についても問題ありません。